マイナーだけれども重要な成分の一つに、核酸(DNA・RNA) というものがあります。核酸の働きは細胞の分裂と生成ですが、遺伝情報を持つ「DNA」と、その遺伝情報に従ってタンパク質を作る手助けをする「RNA」に分かれます。DNAとRNAを摂取すると、新陳代謝がよくなり、遺伝子情報に狂いが生じるのを予防してくれるそうです。
加齢で新陳代謝が悪くなるのは、核酸が不足することが主な原因です。犬用サプリメントで核酸を補給し、老化を防ぎましょう。また、核酸とあわせてビタミンEやビタミンB群を犬用サプリメントで摂取するのが良いと思います。ただし、痛風などの持病がある場合には、症状を悪化させるケースもあるので犬用サプリメントの摂取を控えた方が良さそうです。
カニやエビの甲羅には、キチンが含まれています。水と酸のどちらにも溶けないという特徴を持った食物繊維で、これを化学処理したものがキトサンとなります。キトサンの研究が進められたことにより、現在は水溶性のものもあるそうです。はじめて摂取する際は、下痢や便秘を起こすこともあるので、犬の様子を注意して観察しておきましょう。体質に合わないケースもあるそうなので、犬用サプリメントを与えることで、負担をかけないように気をつける必要があります。
キトサンは、動物性と水溶性で作用に違いがありますので、それぞれの性質を覚えておきましょう。動物性のキトサンはダイエット、水溶性であればアレルギーに効き目があるそうです。